じじ孫娘っ!
じじ孫娘っ16
三人での帰り道。花と別れた後、突然京子ちゃんが、
「ツナちゃん、先生のアルバム面白かったね」
「そうだね、京子ちゃん。………あれ、京子ちゃんのお兄さんも先生と同じぐらいだっけ?」「うん、お兄ちゃんは1つ上だよ」
「だから、卒アルにはいなかったんだね」
「そうなの、でもあの雲雀さんは見た事あるよ」
「えぇっ!!…な…何で?あの怖い人と知り合いなの!?」
今日、1番ビックリした!!
「え〜と、お兄ちゃんがね。よく雲雀さんに、勝負を挑んでいた事があってね。お兄ちゃんボクシングをやっていて、雲雀さん強かったからよく勧誘してたの。でも、断られてたけど」
そういえば京子ちゃんのお兄さんはボクシングの有名選手なんだっけ。
「お兄さん、ガッツあるね…;;」
「だいぶ、負けてたけどね。そんなだから私も(笹川の妹)って事で、認識されてたんだよね。ツナちゃんも、雲雀さんと知り合いなの?」
京子ちゃんの何気ない言葉に、心臓が思わず跳ねたっ!
「…っ…えっ…と…知り合い…じゃない…と…思うけど…」
「何か、雲雀さんの事気にしてるなぁ〜と思って」
(京子ちゃんって…意外に鋭い)
「あのね…花には言わないでくれる?何か大騒ぎしそうだから」
「うん?」
俺は夏休みの出来事をかい摘まんで話した。
「そっかぁ〜ツナちゃんの捻挫にはそういう事があったんだね」
「うん、隠しててごめんね」
「いいよ!確かに説明するの大変だもん。雲雀さん知ってる人が聞いたら青くなりそうな話だし。でもね、ツナちゃん。確かに雲雀さん謎が多くて怖い人だけど、優しい所もあるからあんまり怖がらないであげてね。今度、会った時は」
(へっ?………もう会う事ないと思うけど…;;)
ニコニコと微笑んでる京子ちゃんに負け、曖昧に笑ってごまかした。
昨日の更新よりも、短めですがちょっと区切りが悪いので………すみません。
自分にしては更新早い!ビックリだ(゜∇゜)
さて、復活の新刊もGetしまして、大好きな骸さんがいっぱい出ててニヨニヨしていた伽藍です。新刊にパワーをもらい、次回の話頑張ります。ではおやすみなさい(-.-)zzZ
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