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愛しすぎるぜハニィ！ 目で追ってしまうは彼の唇 ｢山ノ井くん山ノ井くん｣ ｢なんだい本山くん｣ ｢どうしたら彼の唇を奪えると思う？｣ ｢山ノ井くんは何も聞いてないよ｣ ｢あ、こらてめ、逃げるんじゃありませんよ｣ はみ出てるシャツを掴んでつかまえた。 ｢山ちゃん、オレは真剣なんだ｣ ｢…きもいって言っていいよね？それくらい神様は許してくれるよね？｣ ｢なぁ、どうしたら雅也の唇がオレのものになるかな｣ ｢つーか、まず言い方がきもいから却下です。オレがまさやんだったら刺してます｣ ｢雅也、あぁ、雅也！なんて罪深きお人！｣ ｢たすけてー。誰かたすけてー！｣ 人の話を聞かない本山。たすけて、と泣き叫ぶ山ノ井。 ｢お、もとやん。なにしてんの｣ ｢慎吾！助けて!!オレ犯される！｣ ｢え、なになに？｣ ｢慎吾、聞いてくれよ、オレの悩みを｣ ｢スルーすんなぼけー！｣ ｢もとやんが悩み事？｣ ｢そうなんだよ、どうしたら雅也の唇を奪えるか、っていうことなんだけど…｣ ｢むしすんなぁー！｣ ｢あぁ、そりゃ大変だなぁ｣ ｢だろー？｣ ｢ムーカーつーくー!!!｣ ｢雅也、本当に困った子猫ちゃんだ…｣ ｢お前の脳内も困り物だよ｣ ガラ ｢お前ら何してんの…｣ ｢雅也っ！｣ ｢まさやーん！助けて！｣ ｢はっ？｣ 愛しすぎるぜハニィ！ ［return］［next］  |