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二階


体を低くし、割られた窓ガラスをくぐり抜け家の中へ。
懐中電灯2つとジッポの明かりで部屋を照らす。
6畳程の部屋だ。
一軒二階建ての造りになっていて、10段程の階段があった。

ベランダから入った6畳程の部屋には電話(ダイヤル式黒電話)があり、受話器と本体にカバーがかかっていて、人が住んでいた事がよく分かる。

一人が階段を昇りだした。
残りの三人は、その気味の悪さに階段下で待っていた。
上の部屋を見てまわった一人が降りてきて様子を話した。

上の部屋も同じ6畳程の部屋で、布団がひいてあったらしい。

私達はその家の玄関から通路に出た。忘れないよう部屋番を覚え.....15号と。

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