[携帯モード] [URL送信]
一階


その日は夕方から仲間5人でバーベキューに出掛けていた。程よく酔い、気分も上々。肝試しに行く事になった。

私達は車で1時間程の場所まで来た。

そこが、100棟だった。

入口には柵の門があり、入れないように鉄線が張ってあった。

地元の人が肝試しに使用していたらしく、丁度いい場所にある一軒のベランダの窓が人一人が入れる大きさに割られてあった。

車の持ち主は車に残り、残りの4人が入る事にした。
柵に足をかけ、怪我をしないよう鉄線をまたぎベランダに手を伸ばす。

4人がベランダにたどり着くまでそう時間はかからなかった。

下がる進む
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!