ど ら ご ん @ そんな事を考えながら、湿気た地べたの上、暖かいが固いドラゴンに寄り添い寝起きした次の朝 節々ばっきばきの上、なんだか体がだるかった。 朝の爽やかな風と日差しの中、汗だくなのに寒い体を抱き、ぞくぞくと鳥肌が立つ 暖かい肌を求めて紅いのにすりよれば、丁度 目覚めたらしく 大あくびして、立ち上がってしまった。 風がピュウと吹いて、ぷしゅん、とクシャミする ズビと鼻をすすれば、ぶふんと凄まじい鼻息が額に当たり 目の前に竜の顔が迫って、舌先でぺろりとつつかれたのであった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |