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ど ら ご ん





 とっぷり日が暮れて、夜。


制服はところどころ生乾きで、暖かいドラゴンにくっついても 夜風は心底寒かった。



小さく縮こまって、太ももの付け根の辺りに入り込んで、落ち着く



上を見上げれば、梢と星空

吹きっさらしと、昨日の昼から忘れてた空腹が つらい


帰りかたも わからないし、独りぼっちよりはマシだった。


どうやら、私はこの紅いのに拾われたらしい。




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