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ど ら ご ん
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一番日の光が強く当たるところは イタリアンレッド、輝く鱗はルビーのようで
改めて見たドラゴンは、ほんとうに 美しい
コウモリのような翼の皮膜は、蝉や蜻蛉のような筋が日に透けて翡翠色に輝き
おそるおそる、手を伸ばす
一瞬触れた、
と思ったらドラゴンは嫌がり、身を震わせ
首まで湯に使ってしまった。
また溺れかけて、慌てて今度は首まで登って
人心地つくと、機嫌が悪そうな目でジロジロ見られたのであった。
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