[
携帯モード]
[
URL送信]
に ょ ろ り
@
手を掴む手をたどれば、それはにょろりとしたお兄さんで
薄暗がりの中でも、その緑青の瞳がこちらを見ている事がわかった。
ただ輪郭は ぼやけて見えない。
恥ずかしいと頭のどこかで考えていた。
でも、涙は止まらない。
私がどんな顔をしているのか、私にはわからないが
にょろりとしたお兄さんは、少し哀れむような顔をしていた
[*前へ]
[次へ#]
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!