Story-Teller【裏】
高山→相楽 無理矢理
大きく跳ねた身体に、高山は思わず口元を緩めた。
ひっきりなしに響く嬌声が一層欲望を駆り立て、奥へ奥へと侵食すれば大きな瞳からボロボロと涙が溢れ出した。
デスクの上に組み敷いた相楽は、身体の中心に高山を受け入れたまま悲鳴とも言える声で何度も高山の名を呼んだ。
抵抗と懇願の声すら愛しく、更に激しく相楽の中を抉れば、頭上でネクタイに纏められた両手や高山に抱え込まれた足をガクガクと震わせて一層喘ぐ。
─篠原さんが好きです。
相楽が頬を染めてそう告げてきた時は、視界が真っ白になった。
相楽が自分以外の誰かを愛している事は知っていたが、よりによって、自分の年下の上司を選んだのか、と憤りに近い思いが沸き上がる。
自分を信頼して誰にも言えない想いを打ち明けてくれた相楽を、押し倒した。
尊敬の瞳が恐怖に変わる。
名前を呼ぶ声が、涙で潤んでいく。
絶望した様な声で、助けて、と、たった一言。
構わずに衣服を奪い取り、まだ誰にも犯されていない身体を無理に開いた。
指を突き入れれば痛みで涙を溢し、しかし徐々に受け入れていく自分の身体に戸惑う様に「やめてください」と何度も何度も懇願した。
淫猥な水音を立てて、ズブズブと相楽の中に性器を突き入れれば、痛みで気を失ってしまう。
見れば、裂けたらしく精液と入り交じった鮮血がデスクを汚していた。
それも構わずに、最奥まで一気に貫く。
がくんと身体を揺らして無理に目を覚まさせれば、襲う痛みと恐怖で相楽は首を横に振る。
一度ぎりぎりまで抜けば、終わりだとホッとした様に息を吐いて目を伏せた。
そんな相楽を、壊してしまいたいと思った。
抜ける瞬間に、すぐに最奥まで突き入れる。
仰け反った胸に歯を立ててしゃぶりつき、そのまま腰を掴んで何度も抜き差しを繰り返した。
卑猥な水音から耳を背ける様に首を振り続ける相楽に、くすりと笑みを溢す。
ずるり、と音を立てて相楽の身体から自身を引き抜けば、相楽は弛緩した身体を投げ出して息を乱している。
相楽自身が何度も溢した精液と、高山が相楽の中に放ったものでどろどろに解れた相楽の中心に舌を這わせれば、再度悲鳴が上がった。
「や、だ…もう…やめてください…」
掠れた声で言う相楽に、最後の微笑を返す。
「やめたら、相楽はもう手に入らないんだろう?」
じゃあ、壊して誰にも触らせないようにするしかないじゃないか。
「─ひっ…ああああっ」
引きつった絶叫が漏れたのは、高山が相楽の中への侵食を再開したからだった。
ぐちゅり、と濡れて高山を受け入れる相楽に、高山に低く低く囁く。
相楽?
お前を愛しているのは俺だけで充分だろ?
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