黒猫の気まぐれ
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「こちらです。夕食は食堂で幹部の方と一緒にと
XANXAS様から言われていますので、夕食の時間が近くなれば、迎えに上がります」
『…』
静かに使用人の説明を聞き、部屋に入るユウヤ
部屋を見渡せばかなり広く、ベッドに机、クローゼットなど、生活に必要最低限のものしかおいてなく、先ほど入ったXANXASの部屋と酷似していた
だが、部屋に簡易キッチン、バスルーム、冷蔵庫があるからよしとするか
取り敢えず、風呂に入ろうと思い、クローゼットを覗く
中には、今まで使っていた服(主に黒しかない)とヴァリアーの隊服
『…?‥隊服?……は!?』
驚きのあまりキャラ崩壊したユウヤ
隊服だと理解したユウヤはダッシュで来た道を戻り、XANXASの部屋にノックなしでドアを壊す勢いで開けた(道は案内してもらったときに覚えた!byユウヤ)
「るせぇ…なんだ」
『なんで俺のクローゼットの中にヴァリアーの隊服があんだよ!?』
…声がデカくなっている(鮫ほどではないが…
それほどビックリしたんだろう
「どうせヴァリアーに入隊すんだろ」
『しねぇよ!!…ったく、わかったよ。すりゃいいんだろ』
XANXASと同じデザインの隊服(もちろんズボン)を持ちながら抗議しようとしたユウヤだが、XANXASが一度言い出したら聞かないのは昔からなので、諦めた
結局、その後に部屋に戻り私服を出して、シャワーを浴びにいった
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