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古キョン
恋愛操作3*



壁際に追いつめられる俺。古泉はいつも以上に近い距離で迫ってくる。股の間に足を割り入れられて膝で股間をぐりぐりと刺激される。

「うっ…!!///」

「ねぇ…僕に教えてくれないんですか?」

「誰が、言うかっ…!!」

「おや、困ったものですね」


今思えばあんな事言ったら暗に変なことしてました、って言ってるようなもんだってのに、何言ってんだ俺…!!



「それじゃあ、カラダに直接聞いてみましょうか」

「ばっ、何言って……っあ!」

「ふふ、気持ち良いですか?」


膝で押さえつけられていた股間に古泉の手が這う。触るな!気持ち悪い!とその手を振り払えたらどんなに良かったか…。
残念なことに俺の身体は快楽に正直で、片手で少し揉みこ込まれただけだというのに、ソコはあっという間にガチガチに張り詰めてしまう。


「んっ…んん、…」

「ふふ、快感に溺れるあなたはの表情は…とても魅力的ですよ」

「ばかっ……!!///」



マジでふざけんなこの野郎…!!

今俺がどんな思いでこんなことになってると思ってんだ畜生。
自分が追い詰められているときに古泉ぐらいのイケメンの余裕を見ることほど悔しいことはない。

いつまでも俺の股間をまさぐっていた古泉に、もういい加減離せ!と怒鳴ろうとした。

するとスッ…と古泉の手が離れたと思ったら、カチャカチャとベルトを外し始めたではないか!!


「なっ何す…っ?!///」

「何って………ナニですよ」

「そんなお約束なこと言うなぁあああああ!!///」


そんな俺の魂の叫びも空しく、ベルトは簡単に外されてあっという間に侵入を許してしまった。


「ひっ、う…!」


古泉の左手だけで両腕をひとまとめにされ、空いていた右手はあっさりパンツの中に入れられて直接触られると、思わず変な声が出てしまった。

にんまり、といつもより幾分嬉しそうに見えるそのニヤケ顔を一発殴ってやりたくなった。


「てめ、ふざけ…っ!」

「気持ちいいんでしょう?ほら、大人しく感じてて下さい」

「く、そ…!!…はぁっ」

軽く上下に擦られただけなのに、すぐに先端が潤んでくる。ぬちぬちとイヤラシイ音が聞こえてきて、心底自分の身体の素直さに嫌気がさす。


「すごい、濡れてますね」

「う、るさ…っ、うあ…っ」

「我慢せずともいいんですよ…?」

そう言って古泉はさらに激しくオレの自身を抜き立てた。

くちゅくちゅと如何にもな音が布越しに聞こえてくる。もう自分が感じてます!ってカンジがそのまま自身から溢れだしているようで、羞恥やら何やらよく分からなくなってきた。あれ、これって意識飛んでんのオレ?

認めたくないが、古泉が与えてくる絶妙なテクニックで、ゾクゾクとした快感が脳に伝達されて…おかしくなりそうだ。

解放されない熱が下半身をずんっ…と重く感じさせる。

早く解放して欲しいが、理性が邪魔をして、それを古泉に告げることもできない。

そろそろ意識が朦朧としてきて、恥とかプライドとかかなぐり捨てて、古泉の手の動きに合わせて腰をゆらゆらと揺らめかせてしまう。


「どうしました?」


こいつ……ッ!!

オレが今どういう状況なのか、分かっていやがる…っ!分かっててこれかよ!性格悪いぞ古泉!!


「素直にイカせてと言って下されば、いつでもイカせて差し上げますよ」


………ほんと、イイ笑顔してやがるなこんちくしょう!女性が見たら一発で落とせそうなほどの笑顔だな全く。…そしてオレもまんまと落とされたって訳だ。


「……ぃ、イカ、せて……ッ!!」


…恥ずかしい通り越して死ねると思った。



*続く*

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あきゅろす。
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