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古キョン
恋愛操作1

*初古キョン文

*資料無で萌と勢いだけの小説←

*というかグダグダ文←


ぉk?

――――――――――――――


【恋愛操作-レンアイコントロール-】




確かに、非常に物凄く認めたくはないのだが…仕方ない。仕方なく認めよう。

俺は古泉が…好き、だったりするかもしれん。

あぁくそ、忌々しい…!




しかしだな、その…なんだ。




あんな笑顔で好きです、なんて言われて堕ちない奴はいないだろう。


いや!断じて言い訳なんかじゃないぞ!




「…何を一人で喋ってらっしゃるんですか?」

「うわっ!///」

「そんなに驚かなくても」



くすくすと笑う古泉にどぎまぎする俺。

くそ…カッコ悪いぞ。





「それにしても、困りましたねぇ」

「…お前が言うと困ってるように見えん」



今はハルヒの急な提案により(まぁいつもの事だが)、俺と古泉は街へ買い出しに行かされているのだ。

必要物資ぐらい自分で買いに行け!とは到底言えない自分が情けない…。



「男二人ではさすがに…。まあ、僕は構いませんが」

「……俺は断固拒否だがな」



今回ハルヒがご所望しているのは、いわゆるボーイズラブの本。

何が時代はボーイズラブだ!

まずそれを男だけで買わせに行かせるのがおかしいだろう!!


…ハルヒはそれも含めて楽しんでいるのだから仕方ない。


「とりあえず本屋に行きましょう」

「はあ…仕方ねぇな」









*******





店内に入ると、まず漫画の並んでいるゾーンに向かう。

この本屋はこの周辺でも大きめで、たくさんの種類の本が取り揃えてある。


…そして漫画コーナーの奥の棚にやたらピンク色のゾーンを発見した。そこには独特な雰囲気のある数人の女子たちがいた。

おそらく、そこに資料(あえてあの名称は伏せる)があるのだろう。



「ありましたね」

「さあ行け、古泉」

「僕がですか?」

「俺は絶対イヤだ」

「……仕方ないですね」



頑な俺に見かねたのか、案外あっさり買いに行ってくれた。

回りにいた女子たちは古泉に見惚れているのか、何やら頬を染めて若干興奮しているようにも見えた。

『ガチよ、ガチホモ!』
『イケメンでガチなんて萌えるじゃない!』

…なんて会話も小声だったが、近くの別コーナーで様子を伺っていた俺には丸聞こえだった。



「…行かなくて正解だったぜ」
つくづく本気で思った。






***********




そして本屋から出ると古泉は先ほど購入した資料が入った黒っぽいビニール袋を手渡してきた。


「なんだよ」

「そういえば、涼宮さんが仰っていたのですが」


…果てしなく嫌な予感がするのは気のせいでは無いだろう。




「その資料を読んで、キョンくんは勉強してくるように、だそうです」



にっこり、と笑う古泉が今はとてもありえないほど非常に憎たらしくみえた。














どさっ



「はあ…疲れた。色んな意味で」


それから古泉と別れ、家に帰ってきた。…あの黒いビニールに入った資料も忘れずに。


「何が勉強だ。やってられるか」


『内容を分かりやすく説明出来るようにしてこい、とのことですが、今回は漫画なので大丈夫ですよ』


「くそっ!!」



読みたくないのは山々なんだが、これでハルヒの機嫌を損ねたら元も子もない。

…何故俺だけに命令が下されたのか、納得できないところだが、ハルヒの提案に文句を言うだけムダなのは分かっている。


「はあ……」







*続く*

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あきゅろす。
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