::言葉な12ヶ月::
星を見上げる文月(幸親)
「天の川がとても美しいでござるよ元親殿!!」
「おー!晴れて良かったよな、織り姫と彦星が会える」
「そうですな!…願い事は何を書くのですか?」
「うーん…実はあんま書きたくねぇんだよな」
「何故でござる?」
「だってよ、年に一回しか会えない二人に願いを叶えてもらうってなんか酷くね?」
「そ、それは確かに可哀想でござるな…」
「せっかくの逢瀬を楽しんでほしいよなー」
「ではこうしましょう元親殿!!元親殿と某の願い事はこうです」
「おぅ?」
「“織り姫と彦星のひとときが幸せでありますように”」
「いいなそれ!!」
「でしょう?」
「…なぁ幸村、短冊書いた後は俺達も、さ」
「はい!幸せなひとときを過ごしましょう元親殿!!」
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会えない分、楽しく幸せな時間を過ごしましょう的な幸親
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