永遠の雪を抱いて眠れ
世界観



3XXX年、急速な進歩を遂げ、栄華を誇る科学は、人間を神に近付けた。クローン技術や、人間の体の機械化をはじめとし、様々なことを可能とした。もはや人間に出来ないことの方が少ない、というほどだった。
自分の知的好奇心の為に、探求することを止めない科学者たち。彼らによって、公にではないもののの、違法行為は多発。
科学が必ずしも人間にもたらすものは幸福ではない、痛感する者も現れた。現代社会が幸福ではない、それに無気力になり荒れていく人の心。
落ちていく社会は、人は、違法行為をものともしない。銃や刃物、刀といった類いも、相変わらず法律違反ではあるものの、以前より余程安易に手に入れられるようになっていた。
荒れることにより、法の力は弱まる。またそれにより、社会は荒れていく。まさに悪循環だった。



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あきゅろす。
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