小さな恋のうた A ……お互い固まったままの気まずい空気が流れる中、俺はそのままの体勢で口を開いた。 「……マチ?」 マチは呼ばれてハッと我に返った。 そして… 「ごっごご、ごめんっ!!ごめんね相川…っ!ぼ僕…、その…っ///」 挙動不振っていうか…マチが目のやり場に困っててキョロキョロしてて…あたふたしてて… カワイイ♪ でも今の俺は可愛いマチを堪能してる場合じゃ… 「ぼ、僕っ、お店!!お店に…行ったりきたり…しよ…っかな!?…じゃっ///」 マチが猛スピードで部屋から出て行ってしまった… ◆マチルSide◆ わあぁぁぁぁーっっ!! わあぁぁぁぁーっっ!! わあぁぁぁぁーっっ!! っどうしよう!?/// どうしよう!?どうしよう!?どうしよう!?どうしよう!? 僕は相川の一人エッチの現場に遭遇してしまい混乱していた。 だって…っ!! 相川と下ネタの話さえしてなかったし…なのに…僕、見ちゃって…気まずいなぁ〜…!! でも考えてみれば、僕は相川のベッド下に隠してあるホモDVDを見つけてるわけだから…それが何のためにあるのかくらい気付けたはず…っ!! あ〜… 部屋に戻りにくいなぁ… ………。 ってかさ… アレって… その…、 一人エッチって… どのくらいかかるのかな? ………。 帰ってまだシてたら… 気まずいし…。 とりあえず寮の周辺をウロウロして時間を2時間くらい潰して… 相川のいる部屋に戻った。 . [*前へ][次へ#] [戻る] |