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小さな恋のうた
見え隠れする闇 *?
「…ハッ!抵抗かよ」
「生意気だな」
「愛人から生まれたくせによ…!!」



………だから何だっていうの?


凌辱しようとするふたりを俺は部活で鍛えた力を暴力に変えてねじ伏せる。




「………………ウザい…」



床に転がっている二人分の肉体は赤い液体で汚れていた。




「…………マチ、は…………違うよ………」




そう。マチは違う。



コイツらみたいに欲にまみれたり汚れたりなんかしない。





「マチはね……可愛いの」




コイツらにもちゃんと聞こえるようにしゃがんで、二番目の兄の長い髪を引っ張り俺に顔を向かせる。






「マチったらね……前立…腺、手相って…思ってるんだよ?」




早く教えてあげないとね、



前立腺はココだよ!
って…。




俺が手を放すとその顔は床にガンと音を立てて落ちた。
そんなことよりも俺は自分の手が赤く汚れている事の方が気になる。



「………風呂、入ろ」

俺はその人たちをそのまま放置して馬鹿広いバスルームへと向かった

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あきゅろす。
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