小さな恋のうた
長束先生、ご帰宅… *
◆なっちゃんSide◆
ふふふ…っ♪♪♪
邦洋ったら☆☆☆イヤンッ
僕は先程までの彼との性交を思い出しながら自分の部屋へと戻った。
クニヒロさん☆☆
僕の騎乗位は世界レベルだと思っておくれたまえよっ!
残念ながらセックスに世界大会が存在しないために正確な順位など迷宮入りなのだけれど、でも、もし世界規模のセックス競技大会が行われる場合にホモ部門が創設されるのであれば、僕は間違いなく日本代表の選手となってアジア予選を突破し、個人戦も団体戦も優勝してみせるよ!
…おや?
よくよく考えてみると個人戦とはオナニーの事で団体戦とはまさに乱交の事では…???
セックスとは好きな人と体を重ねて愛を確かめあうこと…。
だとしたら個人戦や団体戦ではなくダブルス…いや、ペアでエントリーしなければね!
ダブルスだと卓球やテニスの雰囲気だけれど、ペアだとゴルフとか社交ダンス…フィギュアスケートもそうかな?
とにかくセックスはダブルスよりペアと呼んだ方が僕としてはしっくりくる!
さぁ、クニヒロっ!
早く僕の馬になっておくれ!僕は君専用の騎手となり君を快感の高みへと誘(イザナ)うよ!
そして背中を大きくのけそって大声でこう叫ぶのさ。「イナバウワー!!」とね!
金メダルも夢ではないよ!
そんな事を考えてながら自室の扉を開けると電気が着いていた。
「………」
マチマチ?
電気を消し忘れたね!?
今度、注意……
……おや?
おやおや。
マチマチったら…
帰る事も忘れて寝てるじゃないか!
.
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