ホモ牛乳 4 「ふっ…!」 ピクリと光則の体に緊張が走る。 高校生のくせに、野球でしごかれた体は、十分に発達している。日に焼けたからだに、ガキっぽいキャラ物のトランクスが不釣り合いだと思った。 触れるか触れないか位の、微妙な手付きで、ゆっくりと弄ぶ。 金玉のあたりをサワサワとなでると、首を仰け反らせる。 「玉がイイのか?」 「なんか、くすぐったいけど、気持ちいい」 「あっそ…」 光則の弱味を握ったかのような、奇妙な征服感が俺のなかに満ちていく。 すでにはち切れんばかりに、肥大化した光則。トランクスには、ジワジワと染みが広がっていた。 「光則。トランクス、濡れてんだけど?」 「ん、うん…。」 恥ずかしいのだろう。消えいりそうな返事が帰ってきた。 [*前へ][次へ#] |