[携帯モード] [URL送信]

とある毒舌家の話
デイダラと毒舌家
「六助!オレと遊ぶぞ、うん!」

「嫌です」

「な、何だと!?デイダラ様がわざわざ誘ってやったのにか!?うん!?」

「そうですけど、それが何か問題でも?」

「〜!!相変わらずいけ好かない奴っ」

「そうですか、じゃあもう二度とオレに話し掛けないでもらえますか?」

「うるさいぞ!うん!」

デイダラが怒鳴れば六助は無表情ながらも、迷惑そうに眉間にシワを寄せる。それに対しデイダラは更にイライラを募らせる。

「とにかく遊ぶぞ!・・・遊べ!」

「あんたが遊んでほしいだけじゃないですか」

「黙れ!うん!」

「一々怒鳴らないでいただけますか。非常にうっとうしいです」

「・・・そんな言い方だと、嫌われるぞ?うん!」
















「だから、何なんです?」
















デイダラの忠告のような言葉に六助はさらりと返す。何も気にしていない、と。そんなこと全然気にならない、と言われ、デイダラは思わず口をつぐんだ。

だが、何事もなかったかのようにまた口を開いた。

「六助!遊ぶぞ、うん!」









[次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!