戦国乱世へレッツゴー!!
U
「・・・・・・・・。」
あたしには悩みがある。
帰る時、の事だ。
帰らなければならないのに・・・・。
帰りたくないと思う。
「政宗、あたしやっぱりヤれない。」
「っ!!」
政宗は驚いてました。
そりゃそうだろうね。
「ゴメン!ゴメンネ!!だって、あたし、政宗とヤって、子供でも出来たりしたら・・・、あたしは絶対に子供と政宗を取る。だから・・・ごめん。」
「そう・・・か。」
すごく弱々しい声。
「なら、」
政宗が弱々しい声で続ける。
「ならば・・・・、お主と口付けは出来ぬ。」
そう告げられたのだ。
政宗と、キスが出来ない?
「え?」
そう言ったの?
そりゃ、そうだよね。
ヤらせないのに、キスしろ。
なーんて、自分勝手過ぎるもんね。
うん、そう!!
開き直ってはいるが、心の何処かにポッカリと大きな穴が空いたように感じた。
「ねぇ、政宗!口付けしちゃダメとか言ってるけど、普通に話すことは、出来るよね?いつもどうりに接して良いんだよね?」
「それくらいなら、構わぬ。
良かった。
でも、心のどっかに空いた穴は埋まらない。
トンっと政宗の肩に頭を預ける。
「いつまで・・・こうやって、一緒にいられるの・・・かなぁ?」
「さぁな。」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!