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お披露目





「知るか。てめえが会いに来ねぇのが悪い」

すると春はあろうことか抱きついて来た
同時に上がる悲鳴

「「「キャーーーーーーー!!!」」」

それでも気にする様子はなく
そのまま俺の腰を抱き寄せ耳元に口を寄せてた


「こっちだってあのクソマリモのせいで忙しかったんだよ。
つーか湊こそ会いに来いよ。」

「ふざけんな。誰が行くか」

ほんとは行こうかと思い風紀室の前まで行った事もあったが
やはり俺のプライドが許さず結局帰った

「ま、ここで会えたから大目に見てやるか。
あいつらが来る前に飯食うぞ」

言いたい事を言って俺の腕を掴み2階へ上がる
チッ自分勝手だな(人の事言えない)


俺も腹が減ってるから大人しくついていくと
ふと春が立ち止まり階段から一般席へと視線を移した

「おいてめえら、こいつは俺のモンだからな。手出したらぶっ殺す」

そして爆弾を落とした

唖然とする生徒達
その中で一人だけ満足そうな顔をした春

こいつ・・・やりやがった





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