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もう少しでパフェを食べ終えるというとき


「「キャアアアアアア!!!」」

食堂の入り口辺りから大きな歓声が上がった

「げっ」

歓声が上がった方に顔を向けた樹がさも嫌そうに眉を寄せる

「どうしたの?」

「あいつらが来たんだよ」

夏葉が分からないという風にハテナを浮かべているとそれに気付いた樹が

「生徒会」

と心底癒嫌そうに呟いた

「へえ〜」

それだけ言うと特に興味がないといったような風に
再びパフェを食べる事に専念した
今の夏はには目の前のパフェ>生徒会であった







「なんだか今日は静かだね」

不思議そうに言った彼は生徒会副会長、涼代彩芽

艶のある長い黒髪を持つ和風美人だ



生徒会はランキング上位者の集まり
容姿、家柄、学力共にトップクラスの集団であり絶大な人気を誇っている

そのため彼らが食堂にくれば大騒ぎになるのだ

しかし今日は普段なら耳が痛い程の歓声が幾分か小さく感じる

彼が不思議に思ったのも無理は無い






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あきゅろす。
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