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「夏葉、気に入った」

ニヤリと怪しい笑みを浮かべて言えば

「ありがとうございます?」

意味が分かっていない夏葉は一応お礼を返した

「それと夏葉、俺の事は琥珀って呼べ。それと敬語も必要ない」

「んーと、先輩ですよね?」

「ああ、そうだが」

流石に先輩を呼び捨てにするは失礼だと思い

「琥珀先輩・・?」

「琥珀でいい」

すぐに却下されてしまったので呼び捨てにすることにした

「じゃあ・・・琥珀」

すこし考えてから夏葉が微笑みながら言った

その奇麗な笑顔に息を呑んだ

「っ・・あ、ああ じゃあな俺は戻る
明日からは授業でろよ」

そう言って琥珀は校舎の方へ帰っていった












「やっぱりずっと休むのはよくないよなぁ〜」

一人になった夏葉はそう呟くと

「よしっ 明日からはちゃんと行こう。琥珀にも会えるかもしれないしね」

この学園に来てから初めて話したのが琥珀だった夏葉は嬉しくなり、学校へ行く決意をした

「そのまえに・・・マシュマロで充電〜!」

それからマシュマロは夏葉によって数時間抱きしめられ続けたのだった






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