嵐の訪れ 結局食堂にきた 「きゃーーー!生徒会の皆様が食堂にっ!」 「どうしよう!僕お化粧してないのに!」 「神宮様素敵ー!抱いて下さいーーー!」 「春日様今日も麗しいです!」 「瀬戸様っ笑顔が素敵ですー!」 「一早様、なんて凛々しいお顔!!」 「陸様ー!海様ー!抱かせろー!」 食堂に入った途端これだ 耳がキンキンする つか男子校にあるまじき内容が聞こえるぞ 俺が眉間に皺を寄せ睨みを利かしていると 「太陽っ!」 春日が誰かの名を呼びながら小走りで入り口近くの席へ向かった おそらく転入生だろう 俺達も後に続く 「あ、亜矢!何でここに居るんだ!?」 一際大きな声が食堂に響いた 「ふふっ貴方に会いに来たのですよ」 満面の笑顔でいう春日の視線の先には黒いもじゃもじゃの塊 ・・・のような人間 こいつが春日の気に入った転入生なのか? [*前へ][次へ#] [戻る] |