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転入生を迎えにいって戻って来た春日は
いつもと違う気味の悪い笑顔を浮かべていた。
「ふくかいちょー、どうしたの・・?」
「「何か良い事でもあったのー?」」
「・・・」
会計の瀬戸が春日の顔を見て目を見開き、庶務の双子、村尾兄弟が興味津々に聞く。
それと書記の一早、お前は喋らねえなら「」とかいらねえだろ
「僕、運命の人に出会ってしまったかもしれません」
と満面の笑みで春日が言った
「「えー!どんな子なの?」」
「ふくかいちょーが惚れるなんて・・ちょっと見てみたいかもぉー」
「・・・」
勝手に盛り上がるのは構わないが
「おい、いい加減仕事しろ」
さっさと今日の仕事分終わらせろ
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