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シルシ
忘れないでって言い残して
☆
《羅雅、コレをあげる。》
〈うわぁ!!ヴァイオリンじゃん!?
いいのか?高いんだろ、ヴァイオリン!?〉
《だって羅雅、俺より才能あるし、
その方がヴァイオリンも喜ぶしな、ホラ》
〈ありがとう、うん、大事にする!!〉
コレが俺の楽しかった夏休みの記憶。
そこから家族が壊れ始めた。
大事だったヴァイオリンにもう、
何年、何十年触れてないだろうか?
けど、ヴァイオリ二ストの道を
諦めた訳では無い、決して諦めていない。
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