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小説
プロローグ



某雑誌記事冒頭



あなたは、自分は善人だと言い切れるであろうか・・・。


『私は心だけは善人でいたいと思ってる・・・』(PDAで記されていた)


「僕は善人というより、セルティをあらゆる地獄から護る妖精といったところかな?・・・あ、でもそれだとセルティとかぶっちゃうなぁ・・・」


「俺?俺にそんなこと聞くの?・・・まぁ、俺にかかわった奴に聞けばみんな即答で俺を悪人呼ばわりするだろうねぇ・・・」


「・・・知るか」(本人の機嫌が損なわれたため、カットしていただく・・・)


「え・・・?ぼ・・・僕ですか?え・・・えと、善人ではありたいです・・・」


「・・・わたしは悪人です・・・」


「・・・俺は悪人だ。一番大切な友人に顔向けできないほどな・・・」


「オォー!ワタシ、善人。ウマイ寿司、売ッテル!
ソレヨリオ姉サン、寿司クイネェ。安イヨ、ウマイヨ!!」



東京・池袋。


この街には数々の異形、怪奇が溢れている。


科学的には解明できない、人間が作り出した奇妙な世界がこの池袋にはあちこちに散らばっている。


これは、狂った世界で、歪んでしまった人間が、いろんな経路を経てたどりついた歪んだ『恋』の物語。



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あきゅろす。
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