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計画は思いのまま
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「親衛隊や制裁の事はわかりましたが、それで俺に関係してくるかもしれない事は、どういった事でしょうか?」

親衛隊がひでぇ事してるのはわかったが、親衛隊に関わらなきゃいいだけの話しじゃない?

俺、関係なくない?

あれ?


「ふふっ、そうよね。意味分からないわよね、いきなりこんな話しして。」

さっきまでの悲痛な表情から一転、比良坂さんはキレイな笑顔を浮かべる。

笑顔というか面白がってるのか、この人。

余計、意味不明だ。


「直球で言うとね、柳瀬くんは親衛隊を創られそうな顔をしているということなの!」

「えっ」

…マジですかっ!?

それは、俺が男にモテそうな顔をしているということでしょうか…。

ぜっんぜんっ、嬉しくねぇっ!!

何か、嬉しそうな比良坂さん。

なんでっなんで!

何か怖いです…。


「柳瀬くん、とってもキレイな顔してるもの。きっとすぐに周りから持て囃されることになると思うわよ。ちっちゃい子からおっきい子にまで人気出そうね」

比良坂さんが凄くニコニコしていらっしゃいます。

どの辺りが楽しいのでしょうか…。


「俺がモテるとは思えないのですが、親衛隊って勝手に創られるものなのですか?」

あー、最初に思っていた話しで合ってたんだな。

親衛隊の非道な話しで違うかと、思っていたのに。

自意識過剰かもとか思っていたけど、実際言われると凹むわ。


「うーん、二通りあってね。親衛隊が創られてから隊長が挨拶に来るケースと、親衛隊を創らせて下さいって言われて創るケースがあるの」

「それは、拒否出来ないのでしょうか?」

「拒否できるわよ、勿論。もう創られていて拒否すると非公認の親衛隊として活動はするけどね。ただ非公認だから、大々的に活動できなくて、公認されている親衛隊より規模は小さくなるね」

ヨシッ!!

まさかのことがあっても拒否しよう!

そんな怖い団体、俺いらないっ。

まさかモテるとは思わないけど、創ってから来ないで下さい!



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あきゅろす。
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