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「入江さん…大丈夫…?」

薄暗く風通しの良い生徒会室でも
彼女の頬の赤みは変わらない。

「大丈夫だよ…先生…」
彼女は微笑んだ。
微笑む彼女の手は
あらぬ方向に入って行った。

自分のスカートの中へ
拙い手つきで何かを動かしているのだ。

「!?」

あまりにも非日常的な事に
僕は声をあげる事も
動くことも出来なかった。

何より彼女がとても美しかったのだ。
その瞬間僕は
男として彼女を見てしまった。
もう…彼女から
目を離す事が出来なかった。

ずちゅっ ヴィ― びちゅっ ―ィィィ

ゴトンっと床に何か音をたてて
重量のあるソレは床に落ちた

「先生っ…はっ…あっ…はっ
…びっくりした?」

彼女はやっぱり笑って言った。


「清楚な女子から
バイブ出てくるんだもん
………びっくりしたよね…?」

言わずもがな
言葉が出ないほど僕は驚いた。



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