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「先生…っ!」

放課後の生徒会室は
私と生徒
2年3組入江薫の2人だけの部屋。

もうすぐ下校時刻になる。

「あっ!あぁっん!」

僕らは教師と生徒という
立場に在りながらも
なぜ彼女はこんなに
淫らな格好をしているんだろう。

元はと言えば
僕は割りと好感を持てる高校教師で
女生徒はよく僕を茶化しにくる。

新任という事もあってだろう
僕は"模範的良い先生"になろうとした。

廊下に女生徒が倒れていたのなら
勿論助けるだろう。

それが今日、実際彼女は倒れていたのだ。


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