カップリング小説
欲望[6]
4日後、俺がここにいる意味が無いので自分の家に帰るとアキに言った
「ありがとう!また、来てください…いつでも待ってます」
アキは小さな声で、まだ絵も完成してないし…と言った
その時、俺は耳まで真っ赤だったとセンイチに言われた
「シュウ、早く行くぞ!」
「…じゃあな」
センイチの車に乗って家に帰った
家に帰る途中、センイチと話をした…センイチはアキの父親の遺書に書いてあったとうり、比良松組の組長になるそうだ
アキは画家になる夢があるので大学は芸術科があるとこにするらしい…これからは俺とアキがいたマンションで1人暮らしをするとアキが言ってた
センイチに送ってもらい、午後7時になる…
「シュウ、お前がいて助かった…またな」
お別れのキスをされて俺は車をとびだし、走って家に帰った
久しぶりの家に帰ってきた〜
「……はっ?」
知らない人が住んでいた
前に住んでいた人はこの家を売り払って、今は何処にいるかも分からない
近くの公園に行って、携帯で電話をした
おかけになった番号は現在使われていません…
……ふざけるなっ
リュウヤもカズトも何処にいるんだ〜…俺は夜空を見上げてある場所に向かった
西駅前交番
「シュウ先輩〜大丈夫ですか?」
山口ハチロウが棒読みで心配してくれた
「身体より心が痛い…それより、最近変わった事はないか?」
「そうですね〜シュウ先輩が帰ってきた事しかないですよ」
「ハチ君、酷いよ!」
信頼している後輩と夜勤をする事になった
「暑いですね〜」
花火の音が聴こえる
「シュウ先輩は何処に行ってたんですか〜?」
「…………」
真実を言った瞬間に君は消えるだろう
「…そういえば、本部からこの交番に配属する人が今日来るそうですよ」
「…えっ、どういう奴なんだ?」
ハチ君は指をさした
「シュウ…会いたかったよ」
後ろを振り返ったら…
「なんで…お前が警官なんだよ!」
カズトが警官の服装で右手に綿菓子を持っていた
「叔父さんの命令で一ヶ月交番勤務やることになった…ヨロシクな!」
カズトは俺にキスした
「…シュウ先輩ってそっち系だったんだ〜」
ハチ君は、大丈夫です…俺は女好きですからと言って見回りに行った
今はカズトと二人っきり
「俺がいなかった間に何があったんだ?」
俺がいなくなった1日後にカズトとリュウヤは殴りあって、リュウヤはキレて家を売り払いそのお金でマフィアにカズトを殺すように依頼して…カズトは逃げてるそうだ
「…冗談か?」
「ジョークだったら警官なんかやんねぇよ」
行くとこがなく、カズトは身内に頼み3日前から警官の仕事をやってるそうだ…カズトの叔父さんの事を聞いたら、カズトは偉い人と言い俺はそれ以上追及することはしなかった
ROTはひとまず解散してるそうだ…リュウヤの雇ったマフィアから守るためだと説得したらしい
…厄介なことになった
リュウヤの居場所も分からないし、カズトはマフィアに狙われている…ROTのメンバーが沸騰するのも時間の問題だ
「俺はシュウがいればなんだって出来る」
一番最悪なのは、喧嘩の原因が俺ということ…
「今夜、リュウヤに会いに行くぞ…」
ハチ君が戻ってきて、理由を説明した
「まぁ、生きて帰って来てくださいね〜」
……満面の笑みで見送ってくれた
私服に着替え夜道を歩いた
12時…満月が俺達を照らした
さっきから、誰かに尾行されてる
「…走るぜ!」
急にカズトが俺の手を引っ張り、俺達は全力失踪した
なんとか逃げて、クラブShion に行った
「ここは会員証を持ってない人は入れません」
ガードマンにとめられた
「…その人は私の知り合いだ」
「レンさん!」
鈴城レン…鈴城財閥の1人息子、クラブShionのオーナーでリュウヤを看板ホストにした人だ
俺達はレンさんに連れられて休憩室に行った
リュウヤがいた…驚いた様子で俺を見た
「シュウ…?」
「よう…何家売ってんだ」
リュウヤは立ち上がり、ディープキスをしてきた
…なんかまえにもこのシチュエーションあった気がする
リュウヤは俺を床に押し倒し、脱がせようとした
「おまっ…人前だぞっ…」
「どうでもいい…女と何人ねようが俺の飢えはシュウしか抑えれねぇよ」
こいつ、女の敵だ
「鍵ならかけました…それに、ここはリュウヤ専用の休憩室ですから」
レンさんは俺の胸を触ってきた
「ナンバーワンホストのお気に入りを抱いてみたくなった」
カズトも服を脱いで近づき
「俺のもの舐めて」
…まさかの4Pかよっ
「残念、生きてたんだ」
「シュウを残して死ねるもんか」
休憩室ではイかされただけですんだが、その後何故か高級ホテルで泊まることになった
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