カップリング小説
キセキの思いで《黄》
俺の名前は黄瀬涼太っス
肌がやけに黒い青峰っちのバスケに憧れて、二年でバスケ部に入部した…そんな俺の教育係が、黒子っち
黒子っちは〜一軍レギュラーで「キセキの世代幻の6人目」と呼ばれているらしいっス
最初はなんで黒子っちがレギュラーか分からなかったけど、試合をして分かったっス
カゲのうすさを利用してパスの中継役になる…でもそれは、試合だけにしてほしいっスよ〜
「緑間っち〜黒子っち見てないっスか?」
「見てないが、何で名前?後に『〜っち』をつけるのだよ?」
「尊敬してる人限定っス!」
緑間っちはシュート超入るけどいつも謎の小物持ってる変人…よく語尾に『なのだよ』って付くけどそれなんなのだよ
まぁ、俺もよく語尾に『っス』をつけるっス
「誰か黒子っち見てないっスか?」
部活終わったら一緒に帰ろうって言ったじゃないっスか〜
「テツ君なら体調悪いから帰ったよ」
近くにいたのに体調が悪かったなんてきずかなかった…
黒子っちの家
もちろん、家は桃っちに教えてもらったっス
玄関は開けっぱなしで今は家族は出かけてる…
黒子っちの部屋に入った
今はぐっすり眠ってる…まさに天使の寝顔っス
でも、黒子っちは青峰っちと付き合ってるス
二人は関係を隠してるけど…つい最近、俺は見てしまったっス
更衣室で二人がキスをしてるとこを、この目ではっきりと…
「黄瀬ちん…何してるの?」
後ろから声がした
「なんだ…黒ちん達またイチャついてるんだ」
表れたのは紫原っち…とにかくでかい人っス
紫原っちによると、一年生の時から二人は付き合っていて相思相愛すぎて部活終わったら恋人みたいにイチャ×2ラブ×2らしいっスね…見れば分かるけど
だから、その事を知った人は辞めるか秘密にするかどっちかだって赤司っちが言ってるそうだ…もちろん俺は秘密にする
「…黄瀬君?」
黒子っちが目を覚ました
「コンビニ寄って色々買ってきたっスよ!」
「ありがとうございます」
黒子っちの笑顔を見て最低な事を思った…この笑顔が俺のものになってほしい
「どういたしまして!」
それから30分ぐらい話をして、黒子っちは眠っちゃったっス
オレは薬を自分の口に入れ、水を飲み口移しをした
やっぱり、この気持ちは抑えきれない
なので次の日の放課後に青峰っちに挑戦した
「もし、青峰っちに勝ったら黒子っちください」
「…いいぜ!お前がテツを見てる時に俺と同じ表情をしてたから、いつかこうなるとは分かってたけどな…まぁ、負けねぇけどな」
まさか、きずかれてたなんて…
やっぱすごいっス
バスケで何度負けようが何度でも挑もう…黒子っちが手に入るなら
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