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カップリング小説
幻の1日(午後)
午前の結果
赤司君がボクを持つことになりました

「テツヤ2号、尿意をしたくなったら吠えてもらいたい」
ボクに微笑んでいながらも赤司君から禍々しい黒いオーラが出ているような気がしました

「そーなったら赤司の服が黄色に…ぶはっ」
青峰君が想像して爆笑
黄瀬君が「洒落にならないっスね」と苦笑い

「黄瀬ちん〜早く買いに行こうよ」

まだ昼御飯を食べていなかったので黄瀬君と紫原君が近くのコンビニに買いに行きました


昼飯待つこと1時間

ぐーぎゅるるるる

「煩いのだよ青峰」
「仕方ねーだろ!」
青峰君の盛大な音が鳴りましたが

正直ボクもお腹空きました



更に10分後

「……遅いのだよ」

「大輝、涼太達に繋がったか?」

『お掛けになった電話番号は現在繋がりません』と青峰君の携帯から聞こえてきました。犬の聴覚って凄いですね

「ダメだ。繋がんねー」

黄瀬君1人だったら女の子達につかまるかもしれませんがSP的な存在(?)の紫原君もついているのでその点については大丈夫だと思いますが

可能性があるとすれば…

「どうだ真太郎」
「ああ…紫原と繋がったんだが…」
「ど、どうしたんだよ?」

「黄瀬とはぐれたらしいのだよ」

緑間君が赤司君に携帯を渡しボクを緑間君に抱っこさせた
漏らすなよとボソッと緑間君が言ったのが聞こえました。聞きたくない事も聞ける犬の聴覚って……
尿意については二人が弁当買いに行ってから1時間の間にしたので漏らしませんよ

「敦…弁当は持ってるか?」
『持ってるよー』
「それはよかった。今すぐ戻って来てくれ」
『黄瀬ちんはいいの?』
「食べた後に探すから大丈夫だ」
プツリと切って携帯とボクを交換した

抱っこされてるから分かるんですが赤司君でもお腹は鳴るみたいです
人間だから当たり前ですが
赤司君はお腹空いても鳴ったことあまりなくお腹空いたアピール(表情に)出さないことが多いです


そのまた10分後
紫原君が来ました

「よく戻ってきたのだよ」
「俺この弁当な」
「涼太のことは弁当食べた後で聞く」
「あ、ドッグフード買うの忘れちゃった。まいう棒食べる?」
これは……臭いがきつく食べる気にもなりいません


「黒子2号どこいくのだよ」
ボクは黄瀬君を探しに行きます

帝光中敷地内から出て
黄瀬君の匂いをたどって行きました


「黒子っち2号!」
人気のない道で黄瀬君に会えました
黄瀬君が持ってる物…

「ドッグフードコンビニになかったから買ってきたっス」

そしてファンに見付かり逃げてきたとボクの頭を撫でながら話してくれました

ボクのために、ありがとうございます

抱っこされた時顔をぺろっと舐めたら
「可愛いっス!」と鼻にキスをされました

赤司君達と合流してそれぞれ帰宅しました
ボクも家に行き、ボクの身体(2号)の様子は朝と変わらず(部屋は汚くなってたが)寝てました

寝顔を見てると眠くなり起きたときには戻ってました。謎の現象はボクの心の中にしまっときます

黄瀬君を見ると、鼻にですが…キスを思い出して1週間ぐらいまともに顔を見れませんでした


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あきゅろす。
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