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カップリング小説
葉は風に吹かれる
闇の中に一つの光が見える

……ナルト

お前と離れてから、俺は飢えていた
どこかで、お前の身体を求めていたのかもな

力を求めて大蛇丸のとこに行った……決心してたはずなのに、夢では昔のことを思い出す




「暇だってばよ〜」

今日は任務もないし、天候は雨だ


…最近ナルトの様子がおかしい

「なら、退屈しのぎに……」
キスしようとしたが

「そ…そんな気分じゃないってばよ!」
あからさまに俺を避ける

イタチと会ってからだ…

何かされたなら……俺が全部忘れさせてやる
「俺は……そんな気分だ」
「サス…ケ……っ…」

無理矢理キスをして舌を入れた

「今日のサスケ………変だってば…よ」

「それはお前の方だろ……」

壁におしてナルトのを掴んだ
「…やめっ……」

「バックからせめられるのは初めてだよな…いつもは向かい合ってヤってたもんな」

俺は見逃さなかった…ナルトの表情が一瞬変わったことを……何かに怯えるような表情を…

「正直に言わねぇと…イかせねぇぞ」

「…うっ……イタチとは関係ねぇってばよ!!」
「ふっ……俺は一度もあいつの名前を言ってないぜ」
「…っ………」

そんなに言えないことなのかよ…

俺はなんとも言えない感情をナルトに突っ込んだ

「あ……ああっ……サス……」

ナルトがぶっ倒れるぐらいヤった
夕方にはすっかり雨がやんだ
ナルトは布団にくるまい目をあわせない
「…ふ…っ……ぅ……」
泣き声が聞こえた
震えている布団に手を伸ばそうとしたが、やめた

「少し、散歩してくる」

外に出て修行した
辺りが暗くなって月が復讐の憎悪を照らす


帰ってきた時は部屋が暗かった
電気をつけると、ナルトが床に倒れてた

「おいっ!しっかりしろ!」

高熱だった
すぐにベッドに運び、薬を飲ませた

「おか……え…り」

「目の隈がすごいな…」

「たくさん…泣いたってばよ……」
「……わかってる」
ナルトを抱きしめて一緒に眠った




ナルトの匂い……まったく変わらないその目
背が高くなったナルトに会った
側にはサクラとカカシじゃない奴と俺の替わり…

…ナルト……この先誰かに殺されるなら、俺が殺す

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あきゅろす。
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