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私は君に恋をする
同じクラスの水谷さんと吉田くん
松楊高等学校に入学した私苗字 名前は晴れて高校1年生となりました。


クラスメートとも打ち解け、毎日楽しい高校生活を送っています。



ある日サエコ先生から吉田くんにプリントを届けて欲しいと頼まれたが拒否した。


何で私なのかと聞いたところ

「苗字 さんってクラスの子ほとんどと仲良いみたいだし、吉田くんともきっと良い友達になれると思うな♪」

と言われた。


確かにクラスに馴染んでるし、友達も沢山出来たがこれとそれは別問題だと思う。



私は吉田くん(不良)と仲良くできません!!
と言うか会ったこともないクラスメート(男の人)に会いに行けとか無茶なこと言わんでください。



何を隠そう私、 苗字名前 は男の人と話すのが苦手だ!!男性恐怖症と言うわけではないが、緊張したり何を話せば良いのか分からなかったりしてしまうから。

仲良くなれば普通に話せるし、男の人が話しかけてくれたりすれば大丈夫だったりする。



しかし男の人が苦手ではあるが、吉田くんとは正直関わりたくないというのが本音だったりする。




なんせ同じクラスの吉田くんは入学初日に流血事件を起こして以来登校していない。


入学式にも出なかったのだから、私は吉田くん=不良と考えている。


そもそも入学初日に問題を起こすこと事態あり得ない。


そんなわけで私はサエコ先生の頼みを断った。



それからどうなったのか、私は知らない。



でも少ししてから吉田くんは学校に来た。



同じクラスの水谷さんと仲良くなったのか、水谷さんの側を離れない吉田くんを見て私は確信した。


プリントを届けに行ったのは水谷さんだと。


水谷さんはいつも勉強ばかりしていて、いつも一人でいる。
私にはそんな水谷さんがかっこよく思え、自分を持ってる彼女が羨ましくもあった。



そんな水谷さんと吉田くんと仲良くなれるとは思ってもみなかった。

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あきゅろす。
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