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長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
高宮 司

高宮 司 [タカミヤツカサ]

身長 182p

肩程まであるワインレッドの長髪、白人モデル顔負けの美しく整った顔、色気のある低音の声を併せ持ち、三年連続で生徒会長を務めている。

性格は、典型的な俺様に見られ易いが、意外と思慮深い一面も見受けられる。


リポーター「今回は、鹿鳴館学院生徒会長、高宮 司さんにお話を伺いたいと思います!!」

高宮「……………」

リ「(うわ!!機嫌悪っ…!!
…何か、神保さんに似た空気を感じる…とりあえず始めは、おだててみよう)
今日はわざわざ時間を空けて頂き、ありがとうございます!!
いやぁ!!流石、三年連続で生徒会長に選ばれるだけあって、カッコイイですね〜〜!!!!」

高「………フン。
…勇輝に頼まれたから来ただけだ…。
もう一度、下らねぇお世辞を口にしたら、俺は帰るからな………」

リ「(ばバレてぇら…)
で、では、質問に移らせて頂きます…。
…聞き難い質問なのですが…高宮さんは、勇輝君と戦って引き分けていますよね?」

高「…………………」

リ「(お、怒られる!!)」

高「…あぁ、その通りだ………良く調べて来たな…(苦笑)」

リ「(い、意外な反応!!一瞬微笑んだよ!!)
…そ、その際、手加減はされましたか…?」

高「いや…一切手加減無しだ……。
更に付け加えれば、あの時の勇輝は、右手に大怪我をしていた…」

リ「…高宮さん…意外と正直な方…何ですね…」

高「……何でだ?」

リ「いや、どうせ誰も見てなかったんだから、普通『あれは俺が手加減してやったんだ』位のハッタリを言っても、良さそうなもんですよ?」

高「フン…そんな下らねぇ嘘っぱちを並べて、何が面白ぇんだ…。
…あの時点では、勇輝の方が強かった……それで構わねぇだろ……」

リ「…あの時点では…という事は!!鍛え直して、リベンジの可能性もあるという事ですか!?」

高「心身共に、鍛え直すつもりだが…勇輝と戦うつもりは…ねぇよ…」

リ「何故ですか…?」

高「フン…勇輝を守る為に強くなりてぇんだよ…。
間違っても、勇輝を叩き伏せる為じゃねぇ……」

リ「…なるほど…。
…愛する者の為に強くなりたい!!って事ですね!!
いや!!カッコイイですよ…!!!!」

高「…帰るからな……」

リ「あ!!ちょっと今のは無しで!!ってゆーか、今のは本当にカッコイイと思ったんですよ…!!!!」

高「…フン…どうだかな……」

リ「ホッ…(何だかんだ言って、最後まで付き合ってくれるんだ…)
では、次の質問です…………ズバリ!!昔の恋人、一ノ瀬 悟さんと勇輝君…………どちらの方が、好きですか…!?(さ、流石に、怒るかな…ゴクリ)」

高「…フン…愚問だな…………そんなの勇輝に決まってんだろ………」

リ「…え?…そんなにあっさり…今のは軽く爆弾発言ですよ…?」

高「…今の俺が持っている、悟に対する感情は…………琴音のしでかした事件に対する、申し訳ないと思う気持ちだけだ……。
…あの時の臆病な俺は、悟に逢いに行く事も出来なかったが…悟も…俺から逃げる様に、ココを去って行った………」

リ「…じゃあ、もし悟さんに再会する機会があったら……?」

高「…迷惑掛けた事は…いくらでも謝るさ……。
…でも…再びヨリを戻す事は無ぇ……」

リ「…そ、そんなに勇輝君の事が…?」

高「…あぁ…勇輝は俺に、こう言ったんだ…………『僕には手加減なんか要りません!!
全力で掛って来て下さい!!』ってな……。
好きだの、愛してるだのは何度も聞いた台詞だけどよ……手加減するなってのは…初めてだったな……ヤラれたよ…俺の薄暗い負い目を、一発で消し去りやがった……」

リ「そうですね…確かに…中々言える台詞じゃ無いですよ…特に高宮さんには…」

高「……だろ?
…あんなに根性あって、可愛いヤツ…そうは居ねぇぜ……絶対に俺だけのモンにしなきゃ…気が済まねぇ…。
…そーゆー気持ちにさせんだよ…アイツは…(苦笑)」

リ「なるほど…長い時間ありがとうございました!!
それでは最後に、読者の方々へメッセージを!!」

高「…あぁ……。
…いつも読んでくれてありがとうな……。
敵は多いが、必ず勇輝を独占してみせっから、期待しててくれよ…。
…じゃあな…(苦笑)」

リ「鹿鳴館学院の俺様会長、高宮 司さんでした!!」



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