長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
鹿島 力
鹿島 力 [カシマチカラ]
身長 175p
髪型は黒髪の坊主頭。
最近は、モヒカンにしようかと考えている。
勇輝や硫介達の一歳上なのだが、いつも老けて見られがち。
プロレスラー並の体格とパワーの持ち主で、その喧嘩の腕は、最凶最悪の呼び声高い奔城高校においても、史上最強を誇っている。
初代夜行會の特攻隊長だったが、工藤俊介の死をきっかけに、暴走族の世界から足を洗い、ハードコアパンクバンド[DISCONFORT]を結成、因みにパートはベース。
リポーター「…そ、そんな、鹿島さんなのですが…(あぁ…ただひたすら怖い…もう、帰りたい…)」
鹿島「オイオイ…何をそんなにしょっちょこばってんだよ♪」
リ「は、はぁ…(笑顔は優しそうなんだけどなぁ…)」
鹿「オメーさんが俺に付いて、どんな噂を耳にしてんのかは知んねぇけど…俺ぁそんなに気ぃ遣って貰わなきゃいけねぇよーな、大物じゃあねーよ♪」
リ「(こ、こーゆー台詞が、自然と出てくる辺りが、大物の証しだよっ!!(汗))
は、はい…では、し、質問に入らせて頂きます……工藤俊介氏が逝去された後、鹿島さんは夜行會を去られましたが、自分が二代目を継ごうとは、思われ無かったのですか?」
鹿「…しょっぱなから、重てぇ質問を持ってくんなぁ………」
リ「す、すいません(汗)」
鹿「…いや、気にすんなよ……。
…まぁ、何つーか、…俺は自分から人を引っ張って行くより、誰かの世話焼いてるほーが、性に合ってるタイプだからな……。
皆の先頭に立って、
『行くぞー』『おー!!』
何てのは、ハハ…やっぱ、ガラじゃねぇな(苦笑)」
リ「では、性格的には参謀役…いや、相談役…という事でしょうか?」
鹿「まっそんな所だな♪」
リ「いや、意外でした!!
では硫介君のサポート役として、二代目夜行會に参加するというのは、如何でしょうか?」
鹿「…そいつぁ無ぇな。
ちっとキツい言い方かも知んねぇけど………………俺ぁ、自分より弱ぇ奴の下に付くつもりは無ぇからな…」
リ「そ、それは少し手厳しいんじゃないですか?
鹿島さんとまともに闘って勝てる人は、そうは居ませんよ……」
鹿「…チッ、解ってねぇなぁ……俺が言ってんのは、喧嘩の腕じゃなくて、器量の問題なんだよ……」
リ「人としての、魅力…………カリスマという事ですか…?」
鹿「…洒落た言葉ぁ知ってんじゃねぇかよ。
まぁ、そーゆーこった。
…だから、俺ぁ俊介さんの下に付いたんだ…」
リ「では、今後の硫介君の成長次第では…再度の夜行會入りも?」
鹿「バカヤロウ…硫介の奴にゃ、孝之と道徳っつー肝の据わったダチが居んじゃねーか!!」
リ「す、すいません(汗)
では、今後も最強の一匹狼のポジションで、やって行かれる感じで…?」
鹿「まぁ…一人、気になる奴は居るけどなぁ…」
リ「そ、それは…誰でしょうか…?」
鹿「……勇輝…だな…。
……アイツが頭をすんなら、もっかい単車転がしてみんのも悪くねぇ…」
リ「ゆ、ゆ、勇輝君…ですか!?」
鹿「おお!!あいつぁ、見た目やら物腰やらは、随分違うけど……俊介さんと同じニオイがする…。
こいつぁ、俺の勘だけどよ…きっと勇輝の奴が頭になったら、凄ぇチームになんぞ?」
リ「そ、そうですかね…?
でも、勇輝君は嫌がると思いますよ?」
鹿「…あぁ…そうだろうな……。
…だから、俺ぁ一匹狼の風来坊でいーんだよ…」
リ「…あ…なるほど…。
…ところで、ちょうど勇輝君の名前が出たので、伺いたい事があるのですが……?」
鹿「…おぅ…何だよ…?」
レ「ズバリ!!鹿島さんは、勇輝君を恋愛対象として見ていますか!?」
鹿「……あのなぁ…。
…はぁ…オメー…面倒くせぇ奴だなぁ………………いいか?勇輝は俺の可愛い弟分だ……。
しかも、こないだ硫介に聞いたんだけどよ……………俊介さんの初恋の相手ってのが…どうも、勇輝だったみてーなんだわ…。
……自分の弟分であり………自分の兄貴分の想い人でもある…………………俺が、そんな子に手ぇ出す様な奴に見えっかぁ?……あぁ!?」
リ「そ、そーでしたか!!
知らない事とは言え、申し訳ありませんでした(大汗)!!!!
……でも…やっぱり…少し位…可愛いなぁ…と思った事は…あるんじゃ………ないですか…?」
鹿「……ま、まぁ…ちっと位は…な…//////
…でも、それとこれとは別問題だ……俊介さんとの約束があっから、勇輝が危ねぇ時ぁ、いつでも身体張って助けっけど…恋愛感情は…持ってねぇよ…////」
リ「なるほど、大変ですねぇ……(鹿島さん…コワモテの割に…可愛い所がある人なんだな…)」
鹿「……オイ…テメー、何をニヤけてやがんだ…」
リ「い、いや、そんな事は…」
鹿「…人がニコニコしてりゃ…ツケ上がりやがって……テメーの記憶…………キレーに吹っ飛ばしたらあぁぁ!!!!!」
リ「た、助け…ガフッ…!!!!!ゲフッ!!ゴフッ!!!!!」
………チ――――ン。
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