長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
工藤 俊介
工藤 俊介 [クドウシュンスケ]
身長 180p
髪型は、短い黒髪をツンツンに立てていて、顔立ちは良く整っているが、中性的ではなく、精悍でとても男らしいものである。
工藤硫介の兄であり、初代夜行會の頭株だったが、硫介が中学2年の時、不慮の事故に因り、この世を去る…享年18歳。
リポーター「今回は、御本人が既に御亡くなりなっている為、インタビューは中止にしようと思いましたが、イタコの方に御協力をお願いをして、俊介さんの声を皆様に御届けしたいと思います!!
…それでは、早速お願いします…!!」
イタコ「…うむ…暫し待たれよ………………………………むむむ…………………………………………………むぅ……………」
リ「ど、どうでしょうか…?」
俊介「…………………………あ?…オメー誰だ…?…つーか…ここどこだ…?」
リ「く、工藤…俊介さん…ですか…?」
俊「聞いてんのは俺だ…。
質問を質問で返すんじゃねぇよ…」
リ「す、すいません!!
わ、私はしがないリポーターで、ここはイタコの方の自宅です!!
御忙しい所、申し訳なく思いますが、二、三簡単な質問に答えて頂きたく、御呼びだて致しました…!!」
俊「…イタコ…?
……なるほどな…どうりで辛気臭ぇワケだ…。
…まぁ…こっちは幽霊な訳だし、忙しいもへったくれもねぇから、何でも聞いてくれよ?」
リ「ありがとうございます!!流石は、夜行會の先代頭株!!
その男らしさと、器量の大きさは、登場人物中でも髄一との評判ですよ!!」
俊「…オイ…下らねぇペラ回してねぇで…とっとと質問とやらを始めろや……あんまし勘違いして、チョーシくれてっと…憑き殺されんぞ……!!」
リ「ご、ごめんなさいぃ!!(や、やっぱり、ただ優しいだけの人じゃないのか!!)」
俊「解りゃいーんだよ。
さっ何でも聞きな…♪」
リ「で、では、質問です(今度は上機嫌で笑ってるし…取り扱いの難しい人だな)
…過去に一度、夢の中で勇輝君との再会を果たしましたが、再び登場する機会は無いのですか?
それと…ズバリ!!生き返る可能性は無いのですか?」
俊「…オイオイ…無茶言うんじゃねぇよ。
ドラゴンボ●ルじゃあるまいし、いくら俺でも、そう簡単にホイホイ生き返れっかよ……。
まぁ…また夢の中で、勇輝に逢いに行く事はあるかもしんねぇけどな♪」
リ「そうですか…残念です………」
俊「そう言って貰えるだけで、俺は嬉しいぜ…♪
…でもな?死んでみて、始めて解ったんだけどよ……」
レ「な、何がですか…?」
俊「勇輝の事なんだけどよぉ……。
……どーも、アイツぁ霊を呼び寄せちまう体質みてーだな…」
リ「え?……えぇ!?」
俊「びっくりすんだろ?
…ぶっちゃけ俺も驚ぇたよ!!
アイツぁ、超が付くお人好しだかんなぁ…。
アホな霊共が、慰めて欲しいっつって、チョロチョロ寄って来んだよ!!」
リ「寂しがり屋な霊が多いんですね…!?」
俊「まぁ…百年、二百年、何の目的も無くフラフラしてりゃ、寂しくもなんだろ…?
奴らにしてみりゃ、悪気はねーんだろーけど、そんなに沢山の霊に囲まれちまったら、勇輝に悪影響が出るかもしんねぇからな……」
リ「ひょっとしたら、俊介さんは勇輝君に寄って来る霊達を、片っ端から退治してるんですか?」
俊「退治なんて、大袈裟なモンじゃねーよ。
ただ、勇輝にアホな霊が寄って来ねぇ様に、睨みを効かせてんだけだ♪」
リ「なるほど…確かにそれは、俊介さんにしか出来ない、守り方かもしれませんね……」
俊「……だろ?
…まぁ…誰が勇輝のハートを射止めんのか知らねぇけど…勇輝が幸せになってくれんなら…それが俺に取っても、一番嬉しい事だぜ……。
死人の俺が、とやかく口出しする事じゃねぇ…そう…思ってんよ……」
リ「俊介さん…やっぱりカッコイイっす…(泣)」
俊「バカヤロウ、泣くんじゃねぇよ…ったく…気持ち悪ぃヤローだな(苦笑)
まっ!!夏にでもなりゃあ、勇輝達も心霊スポットやら、肝試しやらすんだろーから、俺の出番もあんじゃねぇか…?
それまでは、暫くの間お別れだ♪」
リ「じゅんずけざぁぁん゙(大泣)」
俊「オメー泣いてねーで、ちゃんとリポーターの仕事しろよ(苦笑)
ほれ、もう聞きてぇ事ぁねーんか?」
リ「ウッウッ…それじゃあ…御名残り惜しいですけど、最後に一言…読者の方々にメッセージを…お願いします……」
俊「おぅ♪任しとけや♪
……読者の皆さん!!いつも本当にありがとうな!!
ウチの馬鹿な弟やら、馬鹿な後輩共が、バタバタと迷惑かけっかもしんねぇけど、これからも末永く、奴らの事を見守ってやってくれよ!!
それでは、宜しくお頼み申し上げますわ…m(__)m
……っと…こんな感じで大丈夫だったか…?」
リ「はい!!OKです!!
…以上で初代夜行會のリーダー、工藤俊介さんの紹介を終わりたいと思います!!
ありがとうございました!!」
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