長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
その41
高宮の驚愕した表情を尻目に、微笑みを浮かべながら、勇輝に飲み物を手渡した能美は、奥の寝室の扉を指差しながら言葉を紡いだ。
「勇輝君、申し訳無いのですが…今から会長と、少し込み入った話をしますので、飲み物を持って、少しの間だけ奥の部屋で待っていてくれませんか?」
「…え…??…州慈さん、まさか…喧嘩なんか…しないですよね…?」
能美の言葉に、勇輝が不安そうな表情でそう尋ねると、能美は
「大丈夫です…勇輝君が心配する事は何もありませんから…」
と言いながら、勇輝の肩に優しく手を乗せ、奥の部屋に連れて行った。
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