長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
その9
能美の台詞を聞いた勇輝は「パッ」っと能美から離れると、ジト目で言った。
「…『天使の様な』って…州慈さん…。
よくそんな恥ずかしい台詞、真顔で言えますね…」
勇輝の思い掛けない言葉に、慌てふためく能美。
「そ、そんなに恥ずかしい台詞でしたか…!?」
「はい…とぉ〜っても恥ずかしい台詞でした♪」
「い、今のは聞かなかった事に…「しっかり聞いちゃいましたよ〜。
意外とロマンチストなんですねぇ〜?」
「……/////////」
はしゃぐ勇輝と、顔を真っ赤にして俯く能美。
能美は思う。
『だって、本当にそう思ったんだから、仕方が無いじゃないですか……』
周囲の心配をよそに、二人の生活がホノボノとスタートした。
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