長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
その6
「当然…勇輝君の護衛をする為ですよ。
既に、レクリエーションの欠席は届け出てありますので、御心配無く…」
「「「はい……?」」」
州慈の発言に目を丸くする三人。
「…やっぱり、レクリエーションなんか、行ってる場合いじゃないね…」
「俺も行かねぇぜ…!!」
能美に遅れを取ってなるものか!!とばかりに、ボイコット宣言をする十朱と牧村だったが、能美は酷薄に微笑むと、二人にこう告げた。
「副会長ともあろう人が、まさか知らない訳では無いでしょうけど……
学院規則 38条。
年間行事を欠席する際は、止むを得ない場合を除き、最低前日までの届け出を要する。
御分かりでしょうか?
つまりアナタ方二人には、勇輝君の護衛に着く資格が無い…という事です」
歯ぎしりして、能美を睨み付ける十朱と牧村。
二人の想いは同じだ。
『コイツ…マジでむかつく…!!』
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