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長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
その30〜任務完了〜

『勇輝…何言ってんだ…俺はコイツと一緒なのが嫌なんだよ!!』

『勇輝…僕は二人っきりで食事がしたいんだよ?…そして、その後は…』


そんな二人の想いなどつゆ知らず、再度勇輝がお願いした。


「やっぱり…したく無い…の?」


上目使いで首を小さく傾げお願いする勇輝の姿に、十朱も牧村も顔を赤くして黙り込む。


『ゆ、勇輝…可愛いなぁ…もう!!
したいに決まってるじゃ無いか!!…色々と!!』


『う…何だそりゃ…ガリ勉のオタクの癖に…可愛いじゃねぇか……。
…はっ!!何でだ!?…俺は面食いの筈なのに!!
今、コイツの事…可愛いって思わなかったか!?』


そんな二人の邪な考えを知らない勇輝が、上目使い攻撃を続けた結果………

「しょうがないなぁ…今度は僕の部屋で…ね?」

「あー!!チクショウ!!
分かったよ!!一緒に食べるよ!!
そんかわし、俺は自炊何て出来ねぇからな!!」

……勇輝の知らない間に、既にミッションはコンプリートしていた。


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あきゅろす。
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