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長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
その10〜悪夢〜

なんで、シャワー浴びるだけで、こんなに時間掛ってんだ………。

まさか…勘付いて、逃げる準備してんじゃねぇだろうな……?。

部屋の隅に置いて在る、奴のリュックを一瞥し考える。

念の為、新しい服を用意するフリして、奴の服を回収しとくか……財布とか貴重品は、どうせズボンだろうし。

服を回収し、リュックを漁ると、学生証が出てきた。

「家出すんのに学生証携帯か、マジメだね〜ええっと…相沢勇輝クン♪」

俺は学生証だけパチって、冷食のチャーハンを焼けたフライパンに投入した。

「こんな冷食のチャーハンだけで、ヤラせて貰うのも気が引けるから、ちゃんとフライパンで調理してやるよ〜♪
可愛い勇輝ちゃん♪」

そう呟きながら、烏龍茶に隠し味を入れる。

いや〜俺って鬼畜だな〜こんなアタシに誰がしたっ(笑)


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