刀剣乱舞 -それを解放する者-
2.
宗継(面影)side
本丸に入ると庭の草が伸び放題になっていたり、池の水は濁り飼っていたと思われる鯉は死骸で浮いていたりするが完全無視して先を進む
すると1本の短刀がそれの右頬スレスレを通り抜けた
?「ぼくのいちげきをびどうだにしないきみはだれ?」
短刀が投げられた位置に立っていたのは小さな男の子(今剣)だった
…誰?
初めて聞かれた事にそれは考えていた
そして思い至ったのは偽名を使う事だった
?「………………面影(オモカゲ)。」
と咄嗟に身体に取り込んだ妖怪の名前を言った
今剣「人間?それとも刀剣?」
と男の子は言うが、それには言っている意味が分からなかった
面影「………人間?………刀剣?」
と外に出たのが初めてのそれには彼に何と答えればいいのかと考えていた
その隙に彼は刺さった短刀を抜き、それに向かって走って来た
それはその場からヒラリとかわして、また投げてきた短刀を右手の甲を盾にし刺さった
だが元々感覚を感じない為、特に怪我してもどうでもいい
それは短刀を無理矢理捻りながら、右手の甲から抜いた
今剣「きみはそんなことしていたくないのですか?」
とそれの行動を見て唖然とした顔の彼がそれに聞いてきた
面影「………………”痛い”とは?」
とそれは彼に質問を質問で返した
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