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幸せ、堪能中
No.4 家庭教師
綱吉side


俺はあの後、家に帰ってゲームをしていた。


奈「ツー君!!ツー君!!」

俺の名前を呼ぶやつが1人。…母さんだ…。


奈「また途中からサボったんだってねぇ?あんた将来どーするつもり?」

説教っぽく語りながら俺の部屋に入ってくる。


綱「うるさいなー!!てか勝手に入ってくんなよ!!」

俺は怒鳴り声をあげる。
ったく母さんは…


奈「ツーっ君……今日家庭教師の先生くるの♪」
綱「…は?」


いきなりニヤニヤしながら爆弾発言をする母さん。

聞けば、ポストにチラシが入っていたらしい。


奈「『お子様を次世代のニューリーダーに育てます。学年、教科は問わず。リボーン。』ですって。」

…また母さんは変なものを…


奈「ステキでしょ?こんなうたい文句見たことないわ♪」
綱「うさんくさいよ!!」


その後も母さんは延々と家庭教師について語り始める。

なんなんだよ…俺の意見無視だし…


綱「俺家庭教師なんてぜってーヤだからね!!どーせ何やったってムダなんだって!!」
リ「ちゃおッス。」

…は?誰だ、コイツ。

俺が怒鳴った瞬間、下の方から声が聞こえた。

見ると…そこには黒いスーツを着た赤ちゃんがいた。



リ「俺は家庭教師のリボーン。」
奈「まぁ♪」


…こんな赤ちゃんが…家庭教師…?

綱「ブッ!!!うさんくさい広告の主がどんなやつかと思ったらこの赤ん坊!?」


お前に教わることなんてない。

そう赤ん坊に言った瞬間、そいつの蹴りがみぞおちにヒットした。

綱「い"ったー!!」

…え?なんで俺殴られてんの…?


リ「そんじゃー始めっか。」
綱「まてよ!!赤ん坊だからって許さないぞ!!」


そういって赤ん坊の胸ぐらを掴んだ瞬間。

バンッ!!
また、殴られた…


綱「いってーっ!!なんだこのガキー!!」
リ「俺にスキはないぞ。本職は殺し屋だからな。」

無表情で、言い放つ。

…は?なんだコイツ。頭おかしいんじゃないか…?

まず最初にそう思った。


リ「俺の本当の仕事はオマエをマフィアのボスにすることだ。」

綱「はぁ!?マフィアだって!?」


俺はつい叫んでしまった。
だって絶対おかしいだろ!!!




リ「俺はある男からお前を立派なマフィアのボスに教育するよう依頼されてんだ。」



…空いた口が塞がらない。

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あきゅろす。
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