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色彩繚乱

コウが消えた後、俺は暫くの間、心と頭の整理がつかなくて放心していた。けれど上着一枚に、はたと気付き浴室に行ってシャワーで身体を綺麗に洗い流した。

「いっ…」

アソコにお湯が染みてピリッと痛んだ。

「くそっ…まだ入ってる感触が…。」

あの時の光景が脳裏に浮かび怒りが込み上げてきた。無理やり犯されプライドを粉々にされ俺を物扱いしやがった。許さない。俺はお前なんかに屈しない。隙を見て逃げ出してやる!!…って無理かもしんないけど。

「はぁ…」

盛大な溜め息を吐いてベッドに突っ伏した。

「…何でこんなことに…父さんと母さんが生きてたら…どうして俺を置いて逝っちゃったんだよ…。」

両親が死んで1人ぼっちになった俺に親戚は何か合ったら頼れと言ってくれたけど今まで疎遠だったから今更、甘えるわけにもいかなくて。

「うぅ…っ…」

はっきり言って俺は強くない。いっそ死んでしまおうかと思った時期もあった。けど友達に「親の分まで長生きしろ。」とか「生きていれば楽しいことあるから頑張れ。」とかありきたりな言葉で励まされ言うのは簡単だよな。と思いながらも頑張ろう、前向きに考えようとした。なのにどうしてこんなことになるんだろう?夢だったら良かった…いや、待てよ。明日になれば全部、夢だったなんてことあるかも。

「…そうだ。うん。これは夢だ。夢。」

涙を拭い布団を被った。自分に言い聞かせながら。

それからどのくらい経ったのか解らないけど子供の声が聞こえた。

「…んじゃ。」

「…ゃん。」

何だ?

うっすらと瞼を開けた。

「う…んっ…」

時計を見ると5時だった。まだ起きるには早いな。気のせいにして寝ようとしたらパジャマのズボンを下ろされ飛び起きた。

「な、何!!?」

「おぉ!?」

「にゃっ!?」

驚く2人に俺も驚いた。

「ざ、座敷わらし!!」

「むっ!儂らは妖怪ではないぞ!」

「あにゃ!起きちゃったにゃ〜」

「な、何、して…うわぁ!?」

陰茎を触られ慌ててベッドから下り間合いを取った。

「お、お前ら、何もんだ?」

「何もんって儂らのことを知らぬのか?」

キョトンとする子供に俺は大きく首を横に振った。すると背後から突然、羽交い締めにされ声にならない悲鳴を上げた。

「ソウ、アオイ。亜樹が欲しいならくれてやる。」

この声は…

恐る恐る振り向いたらサイだった。

「彩王の許しが出たぞ。」

「やったにゃ〜っ。」

喜ぶ2人は俺を持ってペロペロ舐め始めた。

「ち、ちよっと!やめろ!サイ、離せ!」

渾身の力で振り放そうとしたけどガッチリホールドされて動けなかった。だったら2人を蹴飛ばして…って子供相手に出来ない。

「くっ…この…卑怯…ひぁっ!?」

小さい口が竿を銜えると片方は嚢を吸う。裏筋から根元に掛けて舌を這わせ揉む動作は否応無しに俺を高ぶらせた。

「あっ、んぅっ…」

「あむっあむ…チュッっ」

小さい手が…口が…

2人を止めさせたいのに快楽に勝てない。

「アオイ、此処に指を入れてやれ。喜ぶぞ。」

「そうなのにゃ?」

「や、やめ…っぁあ!」

細い指が前立腺を引っ掻き押し上げた。

「おぉ…膨らみよった。」

「やらぁ…ソコ…ああ…っ!!」

「お汁が溢れてきたにゃ〜。」

しつこく弄られ竿頭を吸引され限界点に達した。

「あ、あ、キちゃ…うぅーっ!!」

「っ!?わぁっ!?」

ぷしゃーっと勢い良く飛び散った精液を2人は急いで舐めとり飲み下した。

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あきゅろす。
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