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家に着くと玄関のドアが閉まりきらないうちから抱き合い、何度もキスをして、縺れるように身体を重ねた。
もうお互いを慰める為じゃない。
好きだと気持ちを伝え合う為のセックスだ。


「しげ…も…ごめっ…んぁ…っ…」

「何?」

「避けててっ…ごめん…はぁっ…あぁっ!」

ベットまで待てず、狭いうえに固い玄関の床で交わり、二人ともいつも以上に興奮していた。
良すぎて気が狂いそうなのに、奥まで入れられた硬くて熱い重森が、ズルっと抜かれ、それを名残惜しそうに、物欲しげに、重森を咥え込んでいた入口がヒクヒク動くのが分かった。

「じゃあ、お詫びに。悠が自分で入れて動いてよ。」

身体を起こし胡坐をかいて座った重森の上にためらうことなく跨る。
ゆっくり腰を落とし、さっきより深く奥までくわえ込むと、重森を中の敏感な場所に当てながら、淫らに腰を振った。

「重森っ…はぁ…好きっぁ、…好きっ」

重森の首にしがみつき、腰を動かしながら狂ったように何度も呟く。
言葉にするとさらに快感に襲われ、同時に中の重森が大きくなる。
重森に触れられると、どうしようもなく気持ちが高ぶって、欲しくて欲しくて我慢できなくて、いつも自分から強請ってしまう。
こんなに欲しがりな俺、重森は嫌じゃないのか?

「ヤバイ!超かわいい!!」

俺を抱きしめる腕にギュッと力がこもり、激しく唇を重ねられる。
俺を味わうように舌が絡み、唇を甘噛みされながら下からも突き上げられ、限界まで押し上げられる。

「俺も、好きだよ!俺のことが好きで泣いちゃう悠も、今みたいにすごくHな悠も大好き!」

「…っあ、…しげ…も、ぁあ!…あああー!!」

耳元で吐息混じりで囁かれ、重森がグチャグチャに濡れた俺のに触れた瞬間、白い体液を飛ばして限界を迎えた。
そのすぐ後、ドクッと何度か弾けるように奥が熱くなるのを白くなる意識の中で感じた。



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あきゅろす。
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