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キミのトナリ
J
その場で朔弥がジーンズと下着を下ろすと、目の前には僕のモノとはまるで別物の、服の上からの想像より大きく勃ち上がる男らしい朔弥のモノが現れた。
僕の目はそれに釘付けになり、今更ながら何て事を言い出したんだと少し後悔した。

「どうぞ!」

「しっししし失礼します!!」

おそるおそる手を伸ばし、両手で包み込むようにゆっくりと握ってみる。
そんな僕の様子を見て、朔弥がクスッと笑った。

「…硬い。」

それに握ってみたらさっきよりもっと大きく感じて、すごく熱くて、やっぱりとんでもない事してるって気付いた。
なんか…すごくドキドキする!!

「そのまま、握ってて。」

朔弥は身体の位置をずらすと、僕のモノをそっと握る。
そして…僕の顔の前には朔弥のモノが近距離にあって、それでも言われた通りしっかりと握りしめていた。

「やぁっ…ああっ!。」

状況を理解するかしないかの所で、再び朔弥が僕のモノを咥えた。
こんな事されて、こんなに気持ち良いなんて。
朔弥の舌が動き、吸い上げられ、口内の熱が伝わる度に僕の身体はビクビクと震え、どうにかなっちゃいそうで怖いくらい気持ち良い。
おかしい程感じているのに、それ以上に朔弥は頭を上下に動かしながら2つの膨らみにも手を伸ばし、僕を限界へと追い詰めようとする。
クチュクチュという音がいやらしいく耳に響いて、恥ずかしさと気持ち良さでおかしくなりそうで、この快感から少しでも逃げたくて身体をずらしてしまう。

「逃げんなよ。」

「…はぁっ…ごっごめん…はぁ。」

またガッカリさせちゃったかな? でも、朔弥の顔を見るとそうじゃないみたい。
優しく笑って軽くキスをくれてから、僕を仰向けに寝かせ、さっき取りに行った透明な容器を開ける。

「ちょっと辛いかもだけど頑張れな!」

「…何?…ひあっ!」

急にお尻の辺に冷たい感触がして、思わず声を上げてしまった。

「ここでお前と繋がるんだ。だから痛くないようにちゃんと準備しないと。」

透明な液体はすごくヌルヌルしてて、しかも朔弥が今触れている僕の部分は、本当に有り得ない場所で…すごく混乱してる。
聞いたことはあったけど、まさかこんな場所で繋がるなんて。
本当に、あんなに大きな朔弥のが入っちゃうのかな?
混乱する僕をよそに、その準備は着々と進められる。
固く閉ざされた入り口にたっぷりと液体を塗り付け、ゆっくりと何かが進入してくる。

「くっ…うぁっ!」

ゆっくりと少しづつ押し広げながらそれは中へと進み、奥までたどり着くとまた入り口へ戻りを繰り返す。
何とも言えない異物感が苦しくて大きな声を上げた。

「指入ってるの分かる?もう1本入れるぞ。」

慣れない感覚に戸惑いながらもコクコクと必死に返事を返すと、指が増やされるのと同時に前も扱かれる。
何かを探すように中で動く違和感と、それとは別のゾワゾワする感覚に涙が出た。

「いっ!…いあっ…ああっ!!。」

「ココ?」

何…コレ…?

朔弥の指がある一点に触れた瞬間、今まで感じた事のない快感が電流のように全身をかけぬけた。
朔弥は確認するようにそこを何度も刺激する。

「柊見て、お前のスゲー濡れてる。」

「やぁだっ…あっ…そんなっこと…言わなっ…んあっ。」

ヤバイ!!もうイキそう。
でも、この前みたいに中途半端なのはイヤだ。
ちゃんと、朔弥と繋がりたい。

「さく!…あっ…お願いが…あるっ…あっ。」

「何?」

僕の必死さが伝わったのか、朔弥はピタッと動きを止め、真っ直ぐ僕を見つめてくれる。
朔弥は僕をこんなにちゃんと受け止めようとしてくれてるのに、どうして僕は今まで朔弥の胸に飛び込んで行かなかったんだろう。
眼差しが、息が、体温が、朔弥が僕にくれる全てが熱い。


もっと、もっと朔弥が欲しい。
朔弥の全てが…。


「この前みたいになっても止めないで。最後まで…して。」


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あきゅろす。
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