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青蓮学園物語
マイペース大王
 
『「………」』
(本日2回目)


 たぶん如月さんは僕の事を常識のない変な奴だと思ってるんだろうなぁ?と、思うと少し気分が滅入ってくる。

 確かに僕は昔から初対面の人に対したり、極度に緊張するとテンパって訳のわからない事をいうタイプだった。

 でもこればっかりは性格だから、今更言われてもすぐには変えれる物でもないよねぇ……?


 だけどあまりの空気の重さに、いい加減黙っているのも苦しくなってきたんだよっ!

 もうこの際、神様でも仏様でも何でもいいからっ!

 この微妙な空気をどうにかしてーーーーーー!と心の中で叫んでいると。


 !!!!!!!

 突然背後から何かが覆いかぶさってきた。


「うぁあああ、この子、めっちゃ可愛えぇやんかっ!!!」

『うぁg;lkf@:!!!!』
(言葉にならない叫び)


 僕の叫び声を聞いて、前をいく如月さんもこちらを振り返って固まっていた。


「いや、相川の叫び声のほうが怖いから……?」


 先に我に返った如月さんがそう呟いた。


「はぁ…っ、佐藤、そろそろ相川の魂抜けそうだから開放してあげなさい」


 驚きで頭の中が真っ白になっている僕の、背中にしがみ付いている子泣き爺モドキにそう告げる。


「ぉー」


 背後からしぶしぶといった感じの声が聞こえたと同時に、僕の背中に掛かっていた負荷がなくなった。


[振り返る][様子を伺う]

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あきゅろす。
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