04
「ねえリタ、そういえば大佐とリタの関係って?妙に親しいそうだけど…」
《綴命の錬金術師》
人語を使う合成獣の錬成に成功して国家錬金術師の資格をとった人物ということで、その人物に会うために彼の家へやってきた
その移動中にアルフォンスに突然聞かれたこと
エドワードもコチラを見ているからきになっているのだろう
まあ、話してもいいか。と前を進むロイを見ながらリタは話だした
『ロイは家族みたいなもの。人体錬成をして一人になった私を引き取ってくれたのがロイと中央のヒューズとレイフの3人だったんだ』
「お前…##NAME1##か?」
『…レイ…フ…?』
「おいおい嬢ちゃん…なんて目してんだよ」
「気に入らんな、その死んだような目。…ついてこい!」
『みんなお人好しなの。特にレイフなんて私の仕事をかわりに負担してくれてんだから』
「仕事?」
『言ってなかった?
私、少佐でもあるの』
「え!?そうな「ふんぎゃぁぁぁあぁあ!!」
リタの話に夢中になって周りを気にしていなかったエドワード
リタとアルフォンスが急いで振り返ればエドワードが大きな犬に潰されていた
「こら!だめだよ、アレキサンダー」
リタとアルフォンスからなにやってんだ。と言いたげな視線をうける
エドワードが悶絶する中聞こえたのは可愛いソプラノの声
リタがエドワードから視線を移すと…
「わぁ!お客さまいっぱいだね、お父さん!!」
「ニーナだめだよ。犬はつないでおかなくちゃ」
そこには長い髪を三編みにした少女と綴命の錬金術師、ショウ・タッカーが立っていた
さあ、悲劇の始まり
全てはここから始まる
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